奈良を観る 絹谷四郎 ・ 福川美佐男 写真展~約半世紀前の奈良町~


 “奈良を観る”は、見過ごしがちな近代奈良の歴史文化や芸術に焦点をあてて、古都の創造力と奥深い魅力を紹介していくシリーズです。
 第1回目は、約半世紀前の奈良町の風景や暮らしを撮った写真愛好家の絹谷四郎と福川美佐男の二人を取り上げました。二人とも昭和30年前後の奈良町を写真におさめています。
 絹谷四郎は花街である元林院町で料亭を営みながら、奈良町界隈を行き交う市井の人々や町のにぎわいを生き生きととらえた写真を残しました。
 一方、福川美佐男もまた町のさり気ない生活風景を活写し、その後も移り変わる街並みを写真に記録しています。変貌する奈良大和路の風景や街並みを定点観測し、今なお撮り続けているのは希有な試みです。
 展示は二人が撮影した約半世紀前の奈良町の写真作品約80点で構成します。今まで断片的にしか分からず、忘れ去られていた終戦後の町の姿が二人の写真からよみがえります。貴重な写真群から当時の古都奈良の息吹を感じとってください。

 

会  期 : 平成26年5月8日(木)~25日(日)
開館時間 : 午前10時~午後5時30分
         (入館は午後5時まで)
休 館 日 : 月曜日(5/12、5/19)
観 覧 料 : 一般 100円
        (16歳未満・高校生・奈良市在住の70歳以上
         の方・障がい者[要手帳]と介護者の方は
         無料)
作品解説 : 毎週土曜日午後2時~(当館学芸員)

お問い合わせ
 奈良市美術館(〒630-8012二条大路南1丁目3番1号 
        イトーヨーカドー奈良店5階)
        TEL0742-30-1510
        FAX0742-35-7160